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流れ星TOP 2025/12/15 第1051号
大きな太陽が冬を暖める?
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 今宵はどんな星空が見えるでしょう。。。

     ☆彡 流 れ 星 か ら の 贈 り 物 ★彡

       第1051号 2025年12月15日発行


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こんにちは。
「流れ星」の鈴木です。



ご愛読いただいている皆さま、
新しく読者登録していただいた方、
本当にありがとうございます。



それでは、今週もよろしくお願いします☆彡





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 ★今週の話題

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 ★1.ゼウスが息子ポルックスを訪問


 ★2.大きな太陽が冬を暖める? 太陽の視直径


 ★3.編集後記





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 ★1.ゼウスが息子ポルックスを訪問

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来週22日は冬至です。


太陽が沈むのが本当に早くなりました。


日が暮れて、
夜の時間へと移動していくと、
東の空から、
ひときわ明るい星が昇ってきます。


木星です。


その木星の左に、白く輝く1等星。

ふたご座のポルックスです。


その近くに、少しだけ明るさを落とした白い星。

おなじくふたご座のカストルです。


兄カストルと弟ポルックスの双子の兄弟。


実は、ポルックスは
最高神ゼウス(≒木星)の子どもです。


では、カストルは??


詳しくはコチラをどうぞ。

< タマゴから産まれたヨツゴ(ふたご座) >
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20090209.html



12月15日の木星、ポルックス、カストルの様子はコチラ。
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20251215.html#01







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 ★2.大きな太陽が冬を暖める? 太陽の視直径

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皆さんのお住まいの地域は、
どれくらいしばれてきましたか?


冬は寒いですよね〜。


私なんて歳を重ねるごとに、
なんだか冬に弱くなってきたような。。。



さてさて。


寒い冬の太陽は実は大きいんです。


一体何を言っているんだ? と。



どういうことかといいますと。。。



太陽をまわる地球の軌道は、
ほんの僅かに楕円形をしています。


なので、必然的に、
太陽から近い時と遠い時が出来ます。


太陽から近い時=地球から見た目の太陽が大きい時が
ちょうど1月上旬になるため、
冬の太陽は大きく見えるというわけです。


反対に、
太陽から遠い時=地球からの見た目が小さい時は、
7月上旬になります。


もう少し具体的にお話ししましょう。


地球と太陽の平均距離は
約1億5000万kmで
天文学では、これを
1AU(天文単位)と定義しています。


そして、
太陽といちばん近くなるところ(近日点)では
0.983AU(約1億4700万km)、
太陽といちばん遠くなるところ(遠日点)では、
1.017AU(約1億5200万km)となり、
近日点と遠日点では約500万kmもの差が出ます。


見た目の大きさ(視直径)としては、
近日点で約32分30秒角、
遠日点で約31分30秒角となり、
約1分角の差となります。


ただ、距離にして約500万km、
視直径にして約1分角の差があっても、
太陽が地球そのものに与えるエネルギーは
変わらないようです。


つまり、残念ながら、
大きい太陽が寒い冬に与える恩恵は
ないことになります。

ダメじゃん!
(まあ、南半球は夏ですしね。。。)


それでは、本当に私たちに
何にも影響がないかというと
そうでもありません。


皆既日食です。


夏の皆既日食の皆既時間が
冬の皆既日食のそれよりもながいといわれるのは、
夏のほうが太陽の視直径が小さいためです。


以前に、地球と月の距離が変わることによって
月の視直径が約29分角〜約34分角の間で
変わることをお話ししたことがあります。


月の中心が太陽の中心を移動する
皆既日食を前提とすれば、
太陽の視直径が小さく、
月の視直径が大きければ、
より長い皆既となるわけです。



2025年の近日点と遠日点における
太陽の視直径の比較はコチラ
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga3/20251215.html#02



【関連トピック】
小さい満月わかるかな?
http://nagarebosi-kirari.com/mailmaga/20080519.html





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 ★3.編集後記

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健診の結果が、思ってたより、

ちょっと良かったデス。



それでは、また来週にお会いしましょう。




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http://nagarebosi-kirari.com/index1-6.html







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2025年12月15日22時ごろの東の空。

いちばん光って見えているのが木星です。

木星の左側で輝くのがポルックス、
その斜め左上で輝くのがカストルです。




木星、ポルックス、カストルの並びは、
しばらく見られます。
(視野円7度)










【 太陽の視直径の比較 】

<外円>
2025年1月4日の近日点ごろ
視直径:約32分32秒角
太陽との距離:0.983AU
          (約1億4710万km)

<内円>
2025年7月4日の遠日点ごろ
視直径:約31分28秒角
太陽との距離:1.017AU
          (約1億5209万km)








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